2013.11.23 Saturday
来る時が来た
兄の亡くなったのが七月十七日。僅か三ヶ月で兄嫁の危篤。
仲の良い夫婦は、連れだって逝くということなのでしょうか。
来る時が来た
宮中雲子
三年も寝たきりだった
兄嫁の危篤は
来る時が来たとの思い
口から食べ物を取り込めなくなって
食事のない日常は
どんなに淋しかっただろう
よくなったら お寿司が食べたい
と言っていたけど
その願いは ついに叶えられることはなく
三ヶ月前 旅だった兄が
あの世の暮らしにも馴れて
つれあいを迎えに来たのだろうか