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母とケヤコ先生の墓
  私が小学校1年生のとき、母の同級生の井上ケヤコ先生が

担任だった。1年生の初めての冬、母は妹の入院に付き添って

隣町の病院へ行き、私は伯母の婚家先に預けられていたが、

手はひび割れ、ソックスは破れて、哀れな風体になった。

それに気付いたケヤコ先生は、ひび割れに薬を付け、靴下を

持ち帰って繕ってきてくださった。

 

母とケヤコ先生の墓

           宮中雲子

母の墓の向かい側

新しい墓に入ったのは

母の小学校の同級生で

私が小学1年生の時の担任だった

井上ケヤコ先生

 

今は先生の息子さんが

宮中雲子音楽祭の実行委員を

してくれている

 

十数年を経て

彼岸で再会した 母とケヤコ先生

残してきた娘や息子のつきあいを

喜んでいるに違いない

 

音楽祭も 回を重ね

この頃は墓参りも

音楽祭で帰省した時だけになり

来年も 音楽祭で

帰省することが出来ますようにと

母とケヤコ先生の墓に

しっかり 手を合わせる 

 

*2005年の作品。ケヤコ先生の息子さんも昨年亡くなられ

 墓の中の人々に、感謝の祈りをささげるばかり。

 

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